パチンコ店も全面禁煙化へ!パチンコ店で従業員の気持ち
こんにちは、なかちゃんです。
2019年4月1日から屋内施設での全面禁煙が始まります。私はパチンコ店でアルバイトをしているのですが、パチンコ店の中からこの全面禁煙化への反応を紹介していきます。
全面禁煙化!アルバイトの気持ち
正直に今の気持ちを言うと嬉しい!です。なぜ嬉しいか理由が2つあります。
副流煙がない!
副流煙がなくなれば労働環境は上がりますよね。パチンコ店は換気はかなりの設備でされていますが、人が多いエリアになるとかなりタバコ臭いのは事実です。これがなくなるとなれば非常に働きやすい環境になるのは間違いないです。
台の清掃が楽!
パチンコ店に行ったことがある人ならわかると思いますが、パチンコ台の一台一台に灰皿が設置されています。我々アルバイトの業務のメインはこの灰皿清掃です。そして、たまにトラブルがあると、呼び出しの無線が入り駆けつけるといった感じになっています。店舗によってことなりますが、1人が担当するのは300〜400台程度だと思います。300台もあると、灰皿を拭いても次のお客さんが座って一周回ってくる間に汚れているので、また拭くの無限ループです。この灰皿清掃がなくなると、飲み物などのゴミを片付けるだけという感じになります。楽になるのは間違いないです。
パチンコ店社員さんの反応
我々アルバイトには良いことしかありませんが、社員さんはちょっと反応が違います。心配事が大体二つです。
一つ目、喫煙スペースの設置場所に困る
喫煙所を作るスペースがパチンコ店には意外とありません。ギッチリ台があって、台に玉を供給するレールが設置しているため、簡単に設置台数を減らすことはできません。潰すとなると休憩スペースくらいになるんですが、休憩スペースを潰すとなると、お客様の台待ちや友人待ちをするスペースがなくなり、退店時間が早くなる心配があるのです。2月現在でも、喫煙スペースの設置場所を決めかねているとのことでした。
二つ目、客足が遠のく心配がある
パチンコ店でも多層階構造になっている店舗では一階は禁煙化、二階は喫煙可能と分煙することで、台での喫煙が可能となるそうです。もし、近くに多層階構造のライバル店がある場合はピンチです。お客様をそちらにとられてしまう可能性が高くなります。
お客様の反応
私の友人もパチンコ店でタバコを吸えないなら、パチンコ辞めようかなっと言っていました。実際に、パチンコを辞めるかタバコを辞めるかの選択を迫られているような状況です。パチンコ店での喫煙率は60%と言われていて、そのうち半分がタバコをやめてパチンコを打つ、半分がパチンコをやめてタバコを吸うと選択したとしましょう。すると、全客数の30%の人がパチンコを辞めることになりそうです。
まとめ
パチンコ店の売り上げは右肩下がりですが、実際市場規模はコンビニより大きいと言われています。そうそうパチンコ店が全て潰れていくことは考えづらいですが、今回の禁煙化でより経営が悪化する店舗も増えるのではないかと思います。